3. 明治神宮
明治神宮は、122代天皇明治天皇と昭憲皇太后をご祭神としています。
日本の近代化に貢献された天皇及び皇太后は国民に愛され、広大な森に囲まれた神宮が造営されました。 明治神宮には数々のパワースポットがあり、初詣での参拝者数は日本一を誇ります。
アクセス: 原宿口 JR原宿駅から徒歩2分
最初のパワースポットは、大鳥居を抜けて、本殿へ続く参道にある曲がり角です。直角に見えるけれども実は枡形とよばれる、88度の角度で末広がりの縁起の良い場所として設計されています。
本殿近くの夫婦楠(めおとくす)は、良縁に恵まれると言われています。
本殿へ続く南神門などにハートを4つ組み合わせた模様の金具がついています。
このマークは猪目(いのめ)と言われるイノシシの目をデザインした模様です。
イノシシは山火事が起こると即座に猛スピードで逃げ出し、火事の難から逃れることができるために、火除けの意味が込められています。
その他の隠れたミステリー
冬至の日、明治神宮方向へ表参道から朝日が直進していきます。再生を願う古代遺跡にもみられる現象です。 (冬至の朝日に関しては、アイルランドのニューグレンジが世界的に有名)
明治神宮は、東京の中心部渋谷区にありながら、大自然の森の中にいるように感じられます。
本殿周辺の森は、もともとは何もない荒野だった土地に、約20万本以上の様々な種類の樹木が献上され、11万人以上の青年団によって植林されました。
サステナビリティを考えた「永遠の森」をめざした人口の森は、100年以上経過した今も自然に成長を続けています。特に手を加えることなく、ただ 参道の落ち葉を森へ返す事だけを行っています。この落ち葉が森で土にかえり樹木の栄養分となって成長を助けているのです。